宝塚歌劇が好きな男性ファン(通称:ヅカ男子/宝塚男子)が最近目立つようになりました。
僕も、友達や職場にも「宝塚歌劇ファン」ということを公言しており、仕事の場でもその話題になることがあります。
その中で多くの方から聞かれる質問の一つに「男性は男役のことをどう見ているの?」と。
確かに女性ファンが多く、「究極の異性の対象として憧れる」というのは宝塚をあまり知らない人でもやんわり分かるみたいなのですが、男性だとやはり珍しいこともあってかそのような話になります。
僕の結論から言うと、男役さんには「憧れの男性像(愛とかであはなく、同性として)」という目線が強いです。
「かっこいい!!」という気持ちも多くの女性ファン同様日々思っておりますが、少しニュアンスが違うのかも。
そして、男役さんは究極の男性という憧れ……つまり、かっこよさについて男性である僕自身ですら勉強になるのです!
今回は、長らく宝塚歌劇を観劇してきて、男役さんから学んだ「男役のかっこよさ」をお届けします。
姿勢
やはりまずは見た目!!
もちろん男役スターの方々はイケメンですが、その様な見た目ではありません…..その体全体の見た目から醸し出すかっこよさですね。
そしてその秘密の第一は『姿勢』かな、と。
パリの町並みを歩くときも、BARで座っているときもあのピシっとしたお姿…!!
足元から頭の先まで伸びているきれいな姿勢、そして肩をしっかりと張って広く見える背中……もともとタカラジェンヌさんはスタイルが良いですが、それ以上に美しいラインに。
それを生まれつきの男性が意識してやれば、体も大きく見えるというもの!
姿勢一つを意識するだけで、男らしいかっこいい雰囲気が実現!
風格
「姿勢よくして体を大きく見せて男らしさを」とはいっても、なよなよしてたらあまり魅力的には映らないですよね….。
そこで、次にかっこよさを演出するのに大事なのは『風格』かな、と。
風格…つまり威風堂々とした立ち振舞い。
実際に「かっこいいな」と思える男役さん(演じているキャラクター)を頭に思い浮かべてみると…
- 人に伝えるときにはしっかりと大きな声で
- 人と話すときは目線を外さずにしっかり向き合って
というような共通点があるよね、と。
もちろん変な威圧感を与えてしまうことは避け(特に偉い人とか取引相手とか!笑)なければいけませんが、堂々としていること…それもかっこよさの条件の一つではないでしょうか。
愛する人へは、愛の言葉と行動
さて、ここからは色恋のお話です(笑)
「男役からかっこよさを学ぶ」っていってますけど、かっこよさを目指すのはやはりちょっと下心も……だってモテたいっていうのは心理としてありますし!(笑)
と、『対女性』について考えると、まさしく宝塚歌劇が得意としていることじゃないですか。
お芝居のロマンスとかドキドキしちゃうほど魅せられますし。
女性の目を見て(キザなセリフでも)しっかりと話す
さて、宝塚歌劇といえば『男女の愛』
男役さんが娘役さんを虜にする姿、娘役さんが男役さんに恋い焦がれる姿……現実にもあればどれだけ美しいか!(笑)
でも、男性目線で”男役さんが娘役さんを虜にする姿”というのはやはり勉強になるんですよね。
その中で、感じるかっこよさ…それは必ずといっていいほどしっかりと女性の目を見るということ。
- 普段の会話
- 愛の告白
- ちょっとキザなセリフ
etc…
どれをとっても、気持ちを伝えるのには相手への眼差しがあるんですよね。
堂々と自分の気持ちを相手に向ける…いざ、現実の自分に置き換えるとどうだろう?(笑)
特に恋人やパートナーに愛の告白をしっかりと伝えるなんて、こっぱずかしくなってしまうのもわかります。
そんな中でも女性に対ししっかりと気持ちを伝えるのは真っ直ぐと見て伝える姿勢…一つのかっこよさなのかなと感じます。
男役さんみたいにカッコイイ男になりたい!(笑)
ヅカ男子唯一の特権!?(笑)
男目線で楽しむ男役さんの姿…..もちろん美しく尊いのですが、それだけでなく「どうせだったら憧れの男を目指す!」みたいな感じ!
他にも細やかな部分にも学べる部分があるので、目指したいと思います!(笑)
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