宝塚歌劇を趣味とする男性…宝塚男子(通称:ヅカ男子)
ヅカログの筆者である私も、そんな“ヅカ男子”の一人なわけでございます。
そんな私が宝塚劇場で観劇をしていて思うのは、「最近、ヅカ男子が増えているなぁ」っと…
宝塚ファンの男性が、私が宝塚にハマりだした2014年より、今の方が多いなぁって思います(ファンじゃなく連れてこられた一度だけの人かもしれませんが…それでも男性客増えている印象)
「男性増えた!」とはいいつつも、やはり宝塚歌劇は“女性の園”…ヅカ男子として思う所もあるのです。
そんなことを今回は綴りたいと思います。
ヅカ男子の生態:最初怖かった
私の場合、初めて宝塚歌劇を観に行ったときは”宝塚ファンの友達に連れて行かれた”とかではなく、“興味を持った時にたまたまチケットを取ることが出来た”からなんですね。
時は2014年。
柚希礼音さん率いる星組が某バラエティ番組に出ていました。
宝塚歌劇100周年ということでかなりのプロモーションだったと記憶があります。たまたまその番組を拝見し、ふと興味がわいてすぐに某プレイガイドに見に行ったところ……運良くB席がとれました!
そしてその流れで行くとびっくり。
元々、”女性ファンが多い”っていうのは薄々知っておりましたが、当日劇場に行って目の前に広がるのは…
女性の園
うん…ファンもほぼほぼ女性でした。男性数えるくらいしかいなかった(緊張して周りが見えなかった…??)
まず劇場入る前は“入り待ち”というスターさんの劇場入りを見届けるファンの集団!劇場内のショップは女性で埋め尽くされ、男一人ぼっちで萎縮…(笑)
劇場の休憩時間は、男性用お手洗いはすっかすかで女性用お手洗いはアミューズメント施設のような行列(大変だなぁってしみじみ…)
「自分がこんなところいていいのだろうか」と心の中で思っておりました…超怖かった(笑)
その点、家族や彼女とか誰かに連れてこられた男性は、きっかけとしては素敵な入りだと思います。
ヅカ男子の悩み:宝塚友達ほしい
最初は萎縮をしていたヅカ男子こと私ではございますが、一度舞台やレビューを観てしまうと、虜になってしまったわけです。
すぐに“友の会”に入会し、宝塚ファンの一員となりました。その後1,2回はやはり萎縮というか緊張をしていたのですが、今や一人で何も感じず観に行けるほど、立派なヅカ男子となりました!
が!
今となっては別の悩み…“ヅカ友達がほしい”となっております(ある意味…成長??笑)
劇場公演後、周りを見てみると“感想を語り合っている方々”…うらやましく思っております。
柚希礼音さん…ちえさんのお茶会(スターさんを囲むファンの集まり)にも参加したことがあるのですが、みなさん一緒に来ている周りの方々と愛を語り合っており…
「いいなぁ」と思いつつ一人で宝塚愛に耽っておりました(笑)
話しかけに行けばいいじゃん!
そう思うかもしれません。自分もそう思います(笑)
が、ここで”ヅカ男子”の悲哀が…..めっちゃ女性同士で和気藹々してるところに突撃は勇気いるよ!!ってことでございます。
少しずつコミュニティで仲を作っていきたい次第でございます…
ヅカ男子の自慢(!?):男性目線の感じ方
やはり男性と女性では、どうしても感性が違ってしまうと思います。
あの美しい男役さんを見る眼差し…そこに秘められている想いというのはきっと違うんですよね(笑)
男から見る男役さんのかっこよさというのはもう……惚れ惚れしちゃうんです。
“ヅカ男子”ではなく一人の宝塚ファン!
“ヅカ男子”という言葉ができて、女性の園に宝塚ファンの男性が増えて参りました(増えたからこの言葉が出来た??)。まだまだ8割(9割??)くらいのファンが女性かもしれませんが、男性ファンが増えてきて日常の光景でございます。
宝塚といえばかっこいい男役スターさん!(自分も男役スターさんに惚れ惚れしております)ですが、男性宝塚ファンはそれとは別の目線として、“娘役さんを女性として観ることが出来る部分”が強みであると思っております。
非常に可愛らしく可憐で美しい娘役さんばかり….この魅力がより世間に伝われば、男性ファンはもっともっと増えていくのでは、と思います。
“ヅカ男子”という言葉が特別な存在っぽさを出している側面はありますが、そんな男性陣も一人の宝塚ファンなんですよね。
宝塚の魅力がより伝わって男性ファンが増えて、寂しさの悲哀をいうものが少なくなっていくといいななんて思っています。
そして“ヅカ男子”という括りではなくなって、“宝塚ファン”としてこれからも宝塚を愛していければいいば、と。
コメント