2014年の初めに、宝塚の生観劇をしたということで、ファン歴がいつの間にかに2年半を数えてました(時が流れるのは早いものです…)
と、ふと感じたので、「なんで宝塚にハマったんだろうなぁ」と考えてました。
というのも、これまで舞台やミュージカルって特にハマったこともなくて、正直まさか自分がここまでハマるとは、てなやつなんです(笑)
というわけで、ふと思ったのも”縁”ということで、ハマった理由をかるーく考えてみました。
現実を忘れさせてくれる華やかさ
宝塚を初めて見たのは、2014年星組公演のナポレオンでした。
“柚希礼音さんが率いる星組”の演目を生観劇し、そこからどっぷり宝塚の魅力に浸かっていくわけですが、今なお覚えている初観劇時のリアルな感想….それは「非現実の世界」ということです。
まずは劇場…東京宝塚劇場での観劇だったのですが、劇場の中に入ってすぐに見える世界は….
床一面に広がる赤い絨毯・グランドピアノ・シャンデリア…エントランスに入った瞬間、今までの自分が感じていた価値観と全く違う華やかな世界が広がっていたんです。この時点で、ワクワクというかドキドキが高まってきているわけです。
そして、そんなエントランスを通って座席へと向かうわけです。
女性が男役を演じる非現実
みなさんご存じ!?の通り、宝塚歌劇は舞台に上がる演者さんが全員女性なわけであります。特に、“男役”の方々は”スター”と呼ばれ、多くのファンがついております。
宝塚のファンといえば女性ばかり、と思われる方が多いと思いますが、まさしくその通りで観客席を見渡しても女性ばかりでございます。
きっと、女性ファンの方々には「男役に恋をしている」という人も多くいらっしゃるかな、と思います。
女性だけで構成されている宝塚歌劇、女性が男役を演じている(いかに男として振る舞うか)というのを徹底している...
非現実の存在であるからこそ現実世界の男性よりある意味で男らしいんですよね。だからこそ、男子である自分が宝塚を観ても、男役の方々を”憧れの存在”として楽しめるのかな、と。
とりあえず生観劇の迫力の凄み!
先述の”非現実”…宝塚を構成しているそもそもの要素の面もありますが、ショーではその演目をイメージした壮大かつキラキラとしたセット、最後の階段降りでトップスターが背負う大きな羽根、劇場へ足を踏み入れた3時間は外界の現実を感じずに過ごすことができるのです。
そして”演劇の側面”としても、宝塚歌劇というのはそもそも宝塚音楽学校に2年間在籍し学び卒業した生徒が、宝塚歌劇団へと進みます。そして、宝塚歌劇団に入った後は最下級性として研鑽に励んでいくわけであります。
歌・ダンスといった基礎の基礎の基礎をしっかりと学んだ方々が最初から舞台に立っているわけであります。
そして、宝塚劇場…生オーケストラなのです。歌・踊り・音楽・衣装・ステージ装飾etc…生で観ると圧巻の迫力なのでございます。
迫力のある舞台、繊細な演技、劇場を響かせる歌声…そして恋をさせる男役スターの方々…観衆を非現実の世界に誘う存在。
それが宝塚歌劇。その世界観にハマってしまったのですかね。
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