みなさま、ごきげんよう!ゆーさとでございます。
先日、早速観劇をしてきた東京宝塚劇場星組公演『スカーレットピンパーネル(THE SCARLET PIMPERNEL)』
実は、スカーレットピンパーネルを生で観劇するのは初…
「スカーレットピンパーネル」という作品を生で観ること自体もワクワクでしたが、他にも色々楽しみな部分があったんですよね。
①紅ゆずる&綺咲愛里の大劇場お披露目公演!
初めて宝塚を観劇したのが、2014年の星組『ナポレオン』…当時二番手であったさゆみさんをトップとして観られるのは、それはそれはワクワクです。
②まこっちゃんこと礼真琴さん
はい、贔屓目です←
ただただまこっちゃんショーヴランを観たいがために生き続けるくらいには楽しみでした。
というわけで、今回はキャスト(主要3人)に絞って感想を綴りたいと思います!
紅ゆずる:パーシヴァル・ブレイクニー(パーシー)
さゆみさん….改めて大劇場(東京宝塚劇場)お披露目おめでとうございます!!!!
ファンの方々も念願の時であったかと思います。
本当におめでとうございます…紅イズムで星組を引っ張ってださい!
さて、本公演の主役である”パーシー”ことパーシヴァル・ブレイクニー。
さゆみさんが初演『スカーレットピンパーネル』の新人公演で演じたという運命の役柄であるのは、周知の事実といっても過言ではありません。
東京宝塚劇場での初日公演だったからでしょうか…少々セリフテンポは早目な感じがしましたが、“全体的にはまとまってたのはないか”って感じます!
“紅ゆずる”というと「歌が…」なんて言う人がいますが、丁寧に歌っていることが心から伝わってきましたし、しっかりと落ち着いて歌われていたのかなぁなんて。
もちろん歌を得意とするジェンヌさんもいますし、”比べてしまうと”見劣り(ならぬ聴き劣り?)するのはもちろんではございますが。
丁寧さが伝わって「応援したい」と思わせるのも一つの魅力…
—————————
“パーシー”というキャラクターって信念が強すぎるキャラクターだと思うんですよね。
というのも…「イギリス貴族なのにフランスの貴族を救う、しかもマルグリットという奥さんをイギリスに置いてでもフランスに行っちゃう」ってそれはそれは内に秘めたる信念があるのでしょう。
「信念」というと堅っ苦しい感じのキャラクターとなりがちですが、そこはさすがさゆみさん…ぶっ飛んだくらいのコミカルさは面白いですね。
ちなみに、観劇した東京宝塚劇場初日のショーヴランへの衣装のアドリブは“ブルゾンちえみ”ネタでした!(笑)
- パ「ブルゾン風の衣装!」
- シ「結構です」
- パ「君の衣装何人が楽しみにしているか知ってる?」
- シ「いえ」
- パ「35億(キリっ)」
- 去り際に…「貴族に生まれてよかった――!!」
さすがの大爆笑….ありがとうございました(笑)
綺咲愛里:マルグリット・サン・ジュスト
パンフレットで小池先生がおっしゃっているようにアイドル風のルックスの“あーちゃん”こと”綺咲愛里”
何だか意外?というか、現代的な可愛いキャラクターは似合うことは想像できるのですが、大人なマルグリットもしっかりと出来るのね、といった印象でした!
ショーヴランとの絡みが地味に好きな自分…過去の関係を忘れたくとも忘れられない、そして人質を捕られてすべきことの葛藤といった部分はよかったなぁと。
紅ゆずる×綺咲愛里は今後どのように魅せてくれるか楽しみな…そう、お似合いかな、なんて。
前へ前へ主張するようなタイプの声やお芝居ではないので、あのさゆみさんを受け止めて支える…そんな感じになるのではないのかな、と今後にさらなる期待を持ちました。
礼真琴:ショーヴラン
うん…良かった(恍惚)
“まこっちゃん“こと“礼真琴”…自らが尊敬していると公言する元星組トップスター「柚希礼音」が初演時に演じたショーヴランを演じます。
「マダムギロチン」民衆の狂気さの中にいるショーヴラン…かあの雰囲気に負けないオーラを放つまこっちゃん…震えました。
ショーヴランはスカーレットピンパーネルを捕まえようとする公安で、革命を達成するためなら手段を選ばないような人間アデスが、マルグリットへの想いだけは純粋な…過去の気持ちは本気だったんだろうなと一筋な、誠実な心を感じる一幕も。
「君はどこに」も歌の迫力、思い浮かべさせられる情景はさすがのものでした…!
—————————
実は今回の『スカーレットピンパーネル』….まだ観に行けるチャンスが。
初生観劇ということもあり、全体のストーリーを感じることに重きを置いていましたが、次回はより詳細なキャラクター像なんかもさらに感じたいな、と!
コメント