近年、漫画やアニメといった二次元の作品を原作とした舞台化が流行っていますね。
『刀剣乱舞』や『NARUTO』、また『テニスの王子様』のミュージカルは『テニミュ』として長らくファンに愛され、ロングラン公演となっています。
実は、この“原作の舞台化”は、なんと宝塚歌劇が数年前から様々な作品で公演しているんですよね。
「え!?こんな作品も!?」
といった作品もたくさん…今回はそんな原作作品を5つ紹介します!
るろうに検心
2016年に雪組にて上演された当公演。シリーズ売上累計5900万部を超える大ヒットコミックの『るろうに剣心』の舞台化でございます。
トップスターの早霧せいなさんが主人公の”緋村剣心”を演じております。早霧さんの美しいお顔立ちと剣心のかっこよさがマッチしております。
宝塚歌劇団雪組は”日本物の雪組”と呼ばれ、和の作品に定評があります。そんな雪組が幕末~明治が舞台の『るろうに剣心』を上演するので、その安定感はさすがです。
その他原作キャラクターももちろんいますので、ぜひご覧になってください!
ルパン三世
こちらも同じく早霧せいなさん率いる雪組により上演されました。誰もが知るモンキー・パンチ氏原作の『ルパン三世』でございます。
早霧せいなさんといえばコメディタッチのキャラクターを演じるのが上手で、作品の随所にクスッとさせてくれます。
そんな早霧さんにピッタリ!?のルパン三世。「ふ~~じこちゃ~~ん」と原作さながらのルパン、そして原作の世界観を大切に、宝塚ならではの舞台や演出で楽しむことが出来ます!
ベルサイユのばら
池田理代子氏原作の『ベルサイユのばら』を原作とした当公演、いまや“ベルサイユのばら=宝塚”とイメージの方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず…1974年に初演されて以来、長年様々な組により上演されてきました。
『ベルサイユのばら』と一言では言いつつも、”オスカル編””オスカルとアンドレ編””フェルゼン編”といったように多様な作品となっております。
宝塚歌劇が得意とする”フランス革命期”。宝塚の伝統、一度は目にしておきたい作品ですね。
JIN-仁-
ドラマ化もされ、話題となった漫画「JIN-仁-」の宝塚歌劇作品化です。
雪組トップスターの音月桂さんが主人公を演じ、幕末にて繰り広げられる様々な人との出会いや出来事を通して、命の尊さを伝える作品です。
月組でも上演され、どちらも楽しめる作品でございます。
戦国BASARA
先日の記事(ヅカ男子がオススメする、初見男性にこそ観てほしい宝塚歌劇作品4選)でも紹介した当作品、人気ゲーム『戦国BASARA』の舞台化です。
花組トップスター蘭寿とむさんが真田幸村を演じ、舞台演出・迫力が圧巻でございます。
現在の花組トップスター明日海りおさんも二番手スターして、上杉謙信を演じられておりますが、これがまた美しすぎます。
舞台も宝塚スターたちの美しさも堪能できる当公演、おすすめです。
このほかにも『銀河英雄伝説』や『相棒』、『オーシャンズ11』etc…まだまだ宝塚歌劇は挑戦をしております!
素敵な原作作品を実写化すると賛否両論起こりますが、宝塚ならではの世界観をプラスした舞台が楽しめます!
今後も原作物の舞台化が宝塚であると思いますので、ぜひ機会があれば楽しんみでください!
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