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エリザベートを代表とする人気演出家!小池修一郎先生の演出の特徴・宝塚歌劇の代表作を解説!

エリザベートを代表とする人気演出家!小池修一郎先生の演出の特徴・宝塚歌劇の代表作を解説!演出家
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ゆーさと
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“イケコ”という愛称で親しまれている小池修一郎先生

宝塚歌劇を語るのに、欠かせない存在…それは、演出家!

かっこいいタカラジェンヌ、美しい舞台などさまざまな魅力が宝塚歌劇には詰まっていますが、演出家がいなければ始まりません!

継続的な舞台を届けるために、宝塚歌劇団では多くの演出家を抱えています。

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今回は、宝塚歌劇の演出家の中でもトップクラスの人気演出家である小池修一郎先生の特徴や作品の解説をお届けします!

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この人なくして宝塚は語れない!稀代の演出家、小池修一郎について

現代の宝塚歌劇団を代表する演出家、小池修一郎。

これまでに、大ヒットミュージカル『エリザベート』を筆頭に『ロミオとジュリエット』『スカーレット・ピンパーネル』『オーシャンズ11』といった数々の名作を手がけ、大成功を収めてきました。

初演後、幾度も再演がなされ、その度に話題になっています。

ヒットメーカーである小池修一郎先生は、大学時代から強く舞台から携わっていました。

 

小池修一郎先生の歴史

1955年生まれで2019年現在64歳でありながら、宝塚歌劇内はもちろん外部舞台からも引っ張りだこな小池修一郎先生。

慶應義塾大学に入学後は演劇研究会に所属し、大学卒業後に宝塚歌劇団の演出助手として入団します。
入団後は中々芽が出ず長い下積み時代を経て、1986年にバウホール公演『ヴァレンチノ』で念願の演出家デビューを果たします。
サイレント映画時代における不世出の美男スター、ルドルフ・ヴァレンチノの半生を綴ったこの作品はその後3度に渡り再演され、今も尚名作として根強い人気を誇っています。

2011年宙組公演にて円熟のトップスター、大空祐飛主演により再演されたことは宝塚ファンの記憶にも新しいかと思います。

バウホールでの演出家デビューから3年後の1989年に、ゲーテの戯曲『ファウスト』を原案とした『天使の微笑・悪魔の涙』で大劇場演出家デビュー。

1991年には大劇場公演『華麗なるギャツビー』で第17回菊田一夫演劇賞を受賞し、演出家として高い評価を確立していきます。
フィッツジェラルド原作の『グレート・ギャツビー』を宝塚歌劇に向けて演出したこの作品は、2008年に月組の瀬奈じゅん主演で男役の魅力たっぷりに再演された後、2017年には外部作品として演出を手がけ、大人気ミュージカル俳優の井上芳雄主演で上演されました。

1992年には、フェアリー系のトップスターとして人気を集めていた涼風真世主演で、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』を題材とした『PUCK』を上演
売れっ子演出家としての地位を確実なものとしていきます。
この作品も人気故に再演の声が多く集まり、宝塚歌劇創立100周年時に龍真咲主演で月組にて再演されました。

この頃から、小池修一郎先生は素がある題材を宝塚歌劇仕様に描き変え、演出する才能に突出していたことがわかりますね。

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小池修一郎先生の代表作『エリザベート』の日本初演と大ヒット

小池修一郎先生を語る上で、ウィーン発ミュージカル『エリザベート』にまつわる逸話は不可欠です。

死の象徴である黄泉の帝王トートと、ハプスブルク家に実在した美貌の皇后、エリザベートを中心に繰り広げられる作品『エリザベート』……1996年に雪組にて初演後、幾度も再演され絶大な人気を誇る演目です。
ウィーン版ではタイトルロールのエリザベートが主役であるにも関わらず、宝塚版では大胆にも黄泉の帝王トートを主役としています。

初演時は、当時の雪組トップスターの一路真輝のサヨナラ公演として上演が決定しており、トップスターとしての最後の役が死神というネガティブイメージであること、また当時娘役トップとして経験が浅かった花總まりがタイトルロールの大役、エリザベートを演じるという背景から、上演前は懐疑的な声が決して少なくありませんでした。

しかしながら、トートがエリザベートの生涯を追い続けていく、愛と死が巡る壮大なストーリーが話題を呼び、『エリザベート』は開幕後瞬く間に一大旋風を巻き起こしました。
一路真輝や花總まりを筆頭とした初演キャストの熱演、全編通して綴られる楽曲の美しさはもちろんのこと、『エリザベート』初演の成功は小池修一郎先生の潤色・演出が観客の心を見事に捉えた結果だと言えるでしょう。

その後、『エリザベート』は5組全てで上演し、宝塚歌劇では9回の再演を繰り返しました。
どの公演もチケット難を極め、今では宝塚歌劇を代表する大人気の演目です。

また、『エリザベート』の日本における人気は宝塚歌劇内だけに収まらず、2000年より東宝主催で帝国劇場でも上演されるようになり、外部でも人気を博しています。
東宝版『エリザベート』はオリジナルのウィーン版に忠実な内容となっており、ハプスブルク家の
没落を背景に皇后エリザベートを主役とし、生への葛藤を死の象徴であるトートを絡めて劇的に描いています。

宝塚版か、東宝版かで柔軟に演出を変える小池修一郎先生の手腕が光ります。

小池修一郎の演出における特徴

小池修一郎の演出における特徴としては、全幕通して一つのミュージカル作品を上演する“一本物”の大作が多いことが挙げられます。
例として、上述した『エリザベート』をはじめとし、『スカーレット・ピンパーネル』『1789』のような海外発ミュージカルの日本初演に向けての潤色・演出、もしくは『オーシャンズ11』や『ポーの一族』のように映画や漫画を題材とした作品のミュージカル化があります。

 

そして、一本物の大作を上演するにあたり成功の鍵を握るのがキャスティングです。

小池修一郎先生は大胆なキャスティングと役替わりの実施に定評があります。
ヒロインや重要な女役に敢えて男役スターを抜擢したり、出番が多く目立つ役にまだ番手すら付いていない生徒を抜擢したりと、小池修一郎作品のキャスティングは注目が集まります。
また、主要な役をダブルキャストやトリプルキャストで役替わりにより演じさせることも多々あります。
2012年の月組公演『ロミオとジュリエット』では、主役のロミオと2番手格のティボルトを、当時の
トップスターの龍真咲と異例の準トップスター、明日海りおで前代未聞の役替わりを実施し、どちらのバージョンも話題を集め好評を博しました。役替わり公演は様々なキャストの組み合わせを楽しめることから、ファンの間でも注目されています。

 

また、小池修一郎先生によって大きな役に抜擢された生徒は、一気にスター路線に乗るケースも多く見受けられます。番手だけに縛られず、生徒一人一人の実力と持ち味を吟味した上で、最良のキャスティングに臨む姿勢が強く見られます。
他にも、豪華絢爛な衣装や舞台セット、魅惑的な公演ポスターなど、視覚的要素からも小池修一郎先生ならではの強いこだわりを感じさせます。

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配色や素材、パターンのどこかしらに現代のトレンドを散りばめたような衣装や、一見しただけで作品の世界に引きずり込まれるような舞台セットは、華やかな宝塚歌劇の舞台にぴったりです。

公演ポスターも世界的フォトグラファーのレスリー・キーが撮影するなど、従来の宝塚歌劇のイメージを良い意味で覆すような作品の世界観作りに定評があります。

まとめ

これまで数々の大ヒットミュージカルの演出を手がけてきた小池修一郎先生は、宝塚のみならず日本のミュージカル界を牽引する演出家として、不動の地位を築いています。
日本未上陸の海外ミュージカルの発掘や、原作のある作品や史実を元に、宝塚歌劇仕様に潤色・演出する才能は天才的だと言えるでしょう。

0から1を生むというよりは、1あるものを100、もしくは1000、なんなら10000といった具合に、
作品及び役者の魅力を最大限に引き出し、開花させることに長けている小池修一郎先生。
次はどんな作品を宝塚歌劇で舞台化してくれるのか、今後の動向にますます注目が集まります。

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