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【バラエティに富んだ演出家】石田昌也先生って?演出の特徴・宝塚歌劇の代表作を解説|涙あり笑いありの作風に必見!

石田昌也のサムネイル演出家
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ゆーさと
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キャリアとセンスに裏付けされた作品は必見

今や宝塚歌劇団の理事を務めているベテラン演出家、石田昌也先生
肩肘張らずに観劇できる、心温まる作風が支持されている演出家です。

今回は、石田昌也先生の演出の特徴や代表作について解説します!

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石田昌也先生の歴史

玉川大学文学部卒業後、1979年に宝塚歌劇団に入団した石田昌也先生
7年間の演出助手時代を過ごした後、1986年に雪組バウホール公演『恋のチェッカー・フラッグ』で演出家デビューを果たします。

その後、1991年に月組大劇場公演『ブレイク・ザ・ボーダー』で大劇場演出家デビューを果たします。
ショーとして上演したこの作品は、フェアリー系の男役として人気を集めていたトップスター・涼風真世の新しい相手役、麻乃佳世のトップ娘役お披露目公演となりました。

1993年には、雪組大劇場公演『TAKE OFF!』で一路真輝のトップスターお披露目公演としてショーを演出
現在では、芝居、ミュージカル作品の演出も多く手がけている石田昌也先生ですが、大劇場演出家デビュー直後は、ショー作品の演出が続きます。

1995年に、谷崎潤一郎原作の「春琴抄」の舞台化作品、『殉情』をバウホール公演として星組で上演。
明治時代の純愛物語を題材にしたこの作品で好評を博し、その後時を経て2008年に宙組で再演を果たしました。

翌年1996年には、つかこうへい原作の「蒲田行進曲」を舞台化した『銀ちゃんの恋』を、月組バウホール公演として上演
昭和の人情劇をリアルに描いた作品として高い評価を受け、2008年に花組で、2010年に宙組で再演を果たしました。
再演では元宙組トップコンビ・大空祐飛と野々すみ花が組を超えて2度に渡り主演し、2人にとっての代表作、当たり役となりました。

石田昌也先生の日本物、ミュージカル作品

小劇場における芝居作品が認められ、1997年に星組大劇場公演『誠の群像』を日本物の芝居作品として上演
幕末ロマンと銘打ち、新選組の副組長、土方歳三の生き様を描いた作品は、男役の魅力を存分に味わえる群像劇として好評を博し、2018年に雪組で再演を果たしました。

 

それ以降、大劇場作品で日本物の芝居やミュージカル作品を数多く手がけます。
ときめき溢れるコミカルタッチなミュージカルの『再会』、『長い春の果てに』はそれぞれ好評を博し、再演を果たします。
軽快で楽観して味わえる作風は、石田昌也先生の魅力の1つと言えるでしょう。

 

また、トルストイ原作の『復活』やデュマ原作の『モンテ・クリスト伯』といった海外文学のミュージカル化でも、高い完成度を見せます。
他にも、『猛き黄金の国』『維新回天・竜馬伝! -硬派・坂本竜馬III-』など、石田昌也先生が得意とする幕末を舞台とした日本物の芝居作品を大劇場公演として上演。

 

最近では、2019年に浅田次郎原作の『壬生義士伝』を幕末ロマンと銘打ち雪組大劇場公演として舞台化。
侘び寂び薫る人情劇と、新選組の格好良さを余すことなく描写した演出で好評を博しました。

 

常に新しい作風に挑戦し続ける石田昌也先生ですが、近年ではフレンチミュージカルの潤色・演出にも注力しています。
月組トップスター・珠城りょうのプレお披露目公演となった『アーサー王伝説』や、2019年11月からは星組新トップコンビのプレお披露目公演として『ロックオペラ モーツァルト』の潤色・演出も担当し、果敢に演出の幅を広げています。

 

石田昌也先生のショー作品

ショー作品では、小坊主と猫のラインダンスが観客に衝撃を与えた日本物のショー『風の錦絵』や、影のある男役像が魅力の元宙組トップスター・大空祐飛の新たな一面を引き出した底なしに明るいショー『ファンキー・サンシャイン』などで、おおいに話題を集めました。

また、元花組トップスター・真矢みきと元星組トップスター・柚希礼音のプレ・サヨナラ公演として、日本武道館でスーパーリサイタルを演出し、それぞれ大成功を収めています。

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石田昌也先生演出の特徴

石田昌也先生の演出は日本物の美しさの他に、『大胆な設定』も挙げられます。

ヒロインが妊婦!?すみれコードギリギリな大胆すぎる設定

『銀ちゃんの恋』では、ヒロインの小夏が主人公・銀ちゃんの子供を妊娠し、娘役にお腹の大きな妊婦姿をさせたことで大変話題となりました。
「清く正しく美しく」の宝塚歌劇でヒロインが妊娠するという大胆な設定でしたが、原作「蒲田行進曲」の流れを誠実に組み、昭和の人情味溢れる作品に仕立て上げ、結果として大好評を博しました。

 

また、『長い春の果てに』も、主人公が大人の脳外科医ステファンであるのに対し、ヒロインのエヴァが14歳の少女という、中々の年齢差設定でラブストーリーを描写。
結果としては、笑いあり涙ありのハートウォーミングな作品として、こちらも好評でした。

幕末ロマンを描いた日本物に特化、新選組への深い造形が光る演出

幕末に精通し、特に新選組への造詣が深い石田昌也先生。
幕末ロマンと銘打った日本物作品、『誠の群像』『壬生義士伝』では、新選組隊士の生き様を描いており、劇中では主役を演じるトップスターは勿論のこと、新選組隊士に扮したスター達が居並ぶ姿は、男役の魅力をおおいに活かした演出と言えます。

他にも岩崎弥太郎の半生を題材とした『猛き黄金の国』や、坂本竜馬の青春劇を描いた『維新回天・竜馬伝! -硬派・坂本竜馬III-』など、幕末を題材としたレパートリーが豊富な演出家です。

 

石田昌也先生演出の代表作

バラエティに富んだ演出歴を誇る石田昌也先生。

代表作を挙げるとすると、宝塚歌劇では他に類を見ない異色の作風である『銀ちゃんの恋』でしょうか。身
勝手すぎるのに憎めない主役、銀ちゃんの魅力と、妊娠しながらも感情が揺れ動くヒロイン小夏、2番手格が演じるヤスの銀ちゃんと小夏への思慕と苦悩など、登場人物からリアルな人間臭さを感じる昭和の人情劇として異彩を放っている作品です。

 

また、新選組を題材とした『誠の群像』の再演や、新作『壬生義士伝』も大人気の石田昌也先生。
もしかすると、近いうちに別の新選組隊士を主役とした新作を上演してくれるかもしれません!

まとめ

ミュージカル作品、ショー作品共に様々な世界設定に挑戦し続けているベテラン演出家、石田昌也先生。
どの作品も、人の心が確かに通った温もりを感じさせる演出が光ります。

既にたくさんの作品を演出されていますが、いつまでも活躍が楽しみな先生です!

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